• 比屋定 航

女子の可愛いとはいったい何だ?

ここでは当社実績にもある「JKコンプライアンス」について語っていきたいと思います。


おそらくG-EGGから当社を知っていただいた読者の皆さんは初めてご覧頂いたと思いますが、このJKコンプライアンスもまた、エンターテイメントにおける新たな取り組みでしたのでここでご紹介させて頂きます。


このJKコンプライアンスはYouTubeドラマです。なぜこのドラマを作ったのか、その経緯や考え方をご紹介できれば幸いです。


その前に私個人は元々広告業界の人間ですが、趣味としてダンスを見る事ともうひとつ、カメラがありました。そして私には同じ業界で働く弟がおりまして、この弟もまたカメラが趣味です。どのレベルの趣味かと言うと、私の機材と弟の機材を合わせるとまぁまぁの高級車が買えてしまうくらいの趣味です。(これで本気度、伝わりますでしょうか?)


写真・動画のどちらも撮りますし、本業の広告でも簡単な案件なら、写真や動画も自分で撮影して編集して納品してしまう位の技術力もあります。


そんな私がとある業界イベントに行った時、ゲストスピーカーで来られていたYouTuberのシイナナルミさんとお会いしたところからJKコンプライアンスは始まります。その時、ご挨拶がてら、彼女が普段どんなことをやっているのか聞いてみると、自分で台本を作り、時には絵コンテも書き、それを元に自分のネタをドラマにしてYouTubeに投稿したら結構話題になって、と言う話で盛り上がりました。


そして、その時に「あ、もしかして、自分と弟の機材を使って撮影すればドラマなんて簡単にできるじゃん!」と言うことに気がつきました。そこでシイナさんにこちらで撮影・制作・プロモーションをするので脚本監督をやってみないか?と持ちかけました。答えはYESでした。


そこから後日、早速シイナさんとマネージャーさん、弟と私の4人で企画会議が始まりました。まずはじめに何のためにこのドラマを作るのか?視聴者に何を伝えられるのか?そんなところから議論していきました。ABEMAなどでは恋愛リアリティーショーが盛り上がっている時、この世代に何がリアルに映るのか?何を求めているのか?そして何を伝えるべきなのか?こんな事を毎日何時間もディスカッションしていました。


そこで出てきたアイデアが誰もが抱えるコンプレックスに焦点を当てよう、となり、ドラマの主人公はあえて無名の子を使う、あくまでコンテンツ力での勝負をしようと。ありがちなそこそこ可愛い女の子で有名なインフルエンサーが主人公で、イケメン2人の間でゆれる乙女心を描く、みたいなコンサバなストーリーには絶対にしないように心がけようとしました。それって全然面白くないしリアルじゃないし、そもそもそういうのはテレビドラマで有名女優とかがやればいい話なので、こちらは全く違う勝負をしようと。


可愛い女の子がイケメンと恋愛するのは普通すぎますよね?そりゃ可愛ければイケメンと付き合えるでしょ?と普通に思ってしまうし、自分ごと化はできないに違いないと。それよりも何かしらのブス?傷のある子、コンプレックスのある子、闇を抱えた子がそれを克服して、どう成長できるのか?の方がよっぽどリアルではないでしょうか。


こんな企画会議を経てドラマは各章毎に「整形」「パパ活」「LGBT」「ネット恋愛」「DV」「教師との恋」などネットならではの尖った切り口で様々な構成を描きました。結果的にこの第一話アサミ篇まで作り終えたところで、私のG-EGGの稼働が200%を超え、資金もショートしてしまった為、現在は中途半端に保留状態となってしまっておりますが、第一話を公開した時に予想通りの結果と、今後コンテンツを作る上での確かな手応えを得る事が出来ました。(資金出しても良いよと言う方がおられましたらいつでもお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ)


このアサミ篇では主人公のアサミは実は整形していて、インフルエンサーの女の子、そして可愛いは正義だと確信している。一方、親友ナツキはナチュラル美人だがインフルエンサーとしてちやほやされているアサミに対して裏で嫉妬心を抱いている。そしてある日、ナツキはアサミの1番のコンプレックスである整形の事実を知り、それをネットでリークしてしまう。SNSで大炎上したアサミは傷つき、、、


と言う様ななかなかダークなストーリーです。しかもこのアサミが最初は性格もブスで勘違いヤローなんです。最初の導入のところでアサミの心の声「ブスって公害みたい・・・」というセリフからスタートするのですが、公開と同時にこのセリフを吐いたアサミ役に対しての辛辣なコメントもすごかったです。アサミよりナツキの方が可愛い!とか(笑)これはYouTubeだから許されるレベルで、民放局なら考査に引っかかって放送できないレベルだったかも知れません。


でも、これらのコメントを見た時に私はこのドラマを通じてターゲットにしっかりリアルを訴求できたと確信しました。それと同時に、ここまで辛辣なコメントだと出演してくれている子達もかわいそうだよ、とも思いましたが、しばらくするとこれはフィクションだから、そう言うコメントは良くない、というファンも現れ嵐は収束していきました。そして結果としてはしっかりバズらせる事が出来ました。


そもそも女子の言う可愛いって何なんでしょう?


このストーリーを描きながらも考えましたし、例えば、決して美人ではないYouTuberに対して、変身メイクを見て可愛いを連発している現代の女の子たちを見ながらも考えますが、果たしてこの現代の女子の言う可愛いとは一体何でしょうか?


これは「努力の過程」そしてそこに生まれるストーリーへの共感だと私は考えます。


これは、フィクションであれノンフィクションであれ、誰もが共感するポイントは努力の過程が垣間見えるストーリーです。ワイナエンターテインメントが手がけるG-EGGもまたリアルそのものです。


この様な視点でこれからも様々なコンテンツを生み出していきたいと思っております。


それではまた。


比屋定


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